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有線? ワイヤレス?



こんにちは、営業部の松野です。

あんなに暑かったのになんだか急に寒くなって、いつのまにか師走ですね。
夜と昼の寒暖差がすごいですね。

近年では防犯カメラもワイヤレス製品が増えて、ホームセンターなどでも簡単に購入できるようになりました。
でもワイヤレスの防犯カメラも有線の防犯カメラにもメリットとデメリットがあります。
今回は両方のメリット、デメリットを整理してみることにします。


■ ワイヤレスのメリット

・映像信号の配線がいらないので設置がしやすい
・配線を通すために建物に穴をあけたりしなくて済む
・設置工事費を抑えられる

設置がしやすく場合によっては個人でも設置でき、設置工事を業者に依頼するときも費用を抑えられます。
カメラの電源線は必要な場合が多いですが、映像信号線が無いのは大きなメリットです。


■ ワイヤレスのデメリット

・天候や環境で電波が不安定な状態だと通信ができなくなる
・電波妨害をされるリスクがある

ワイヤレスの通信は常時安定しているわけではありません。
壁など障害物があると通信できない場合もあります。
また、電子レンジなどの電磁波の干渉を受け、通信が不安定になることもあります。


■ 有線のメリット

・映像の録画を安定して行うことができる
・高画質・高フレームレートにも対応しやすい

映像信号がケーブルを通してレコーダーに送られますので、データの伝送速度も速く、安定して映像を残せます。
また、高画質・高フレームレートでも比較的安定してデータのやり取りが可能です。


■ 有線のデメリット

・工事のコストがかかる
・ケーブルが断線するリスクがある

有線の場合、カメラからレコーダーまで映像信号のケーブルを配線する必要があります。
特にカメラが屋外、レコーダーが室内にある場合は、建物にケーブルを通す穴を開けたり、エアコンダクトの穴を使ってケーブルを通すなどの必要がでてきます。
その場合は、専門の業者に依頼をする必要があり、ワイヤレスの場合より割高になる場合が多いです。

また、ケーブルの劣化による断線や不審者による故意の切断による断線も考えられます。
モールや保護管を使って施工をすることでリスク軽減を図ることは可能です。

ケーブルの耐用年数は、一般的にLANケーブルは5、6年程度、同軸ケーブルであれば10年程度と言われています。
早め早めにケーブルを引き直すことも安定した運用に繋がります。


ワイヤレスと有線の防犯カメラのどちらにもメリット・デメリットがあります。
また、防犯カメラは日々進化しており、これからもいろいろなタイプの防犯カメラが出て来るでしょう。
今までは無理だと諦めていた防犯カメラ設置が可能になっているかもしれません。

防犯カメラの設置をお考えの時は、ぜひ私たちにお気軽にご相談ください。
ご希望とご予算に合わせて最適なシステムをご提案いたします。

どうぞよろしくお願い致します。

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