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技適マークって?



こんにちは、営業部の松野です。

日本列島が一斉に梅雨に入りました。
ジメジメしてすっきりしない日々がしばらく続きます。
体調管理には十分お気を付けて、来るべき夏に備えましょう。


今回は「技適マーク」について簡単にお話いたします。

皆さんは「技適マーク」をご存じですか?

■ 技適マーク

そもそも技適マークの「技適」とはなにかと言いますと、技適とは『技術基準適合証明』の略称で、無線通信の混信・妨害を防いで、電波の効率的な活用を確保するための『日本国内電波法』のことなんです。

つまり、技適とは無線通信の安定、効率的な利用の確保のために制定された日本の法律なのです。

無線モジュールが搭載された無線機は日本国内電波法に規定されている機器認定を受ける必要があります。

ということは、携帯電話やスマホはもちろんBluetoothやWi-Fi機器も電波法で定められている技術基準に適合している必要があります。

その証が「技適マーク」であり固有の番号である「技適番号」なのです。

「技適マーク」と「技適番号」は表示の義務があり、製品の筐体に印字やシールで表示されます。やむを得ない場合はパッケージや取扱説明書に表示されていることもあります。

例えばiphoneだと、
設定>一般>法律に基づく情報及び認証 で表示されたページの中の法規証明書>Japan
のところにあります。

電波を発する物はどんなに小さくても無線局という位置づけで日本国内電波法で定められた基準をクリアしなさいとなっています。つまり、電波を発する機器(受信のみは除外)のすべてに技適マークが必要なのです。


■技適マークがない機器はどうなるの?

技適マークがついていない機器を使用すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となります。公共性が高い無線局に妨害を与えると5年以下の懲役または500万円以下の罰金の対象となります。

罰せられるのは使った人なんです。電波を出しちゃった人なんですね。

便利で欠かせなくなった電波は、私たちが気づかないところで様々な生活の役に立っています。その電波が干渉しあったり、邪魔をしたりすると大変迷惑です。

例えば「消防」「警察」の無線が使えない、航空機の無線が影響を受けた、人工衛星を制御している電波が途絶えた…もしかしたら人の命に係わる重大なことかもしれません。

だからこそ「技適マーク」のついた技術的に問題のない無線機器を使うことが大事になってきます。でもご安心ください。弊社の製品で対象となるものはすべて技適マークがついています。

皆様のお役に立てることを楽しみに、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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