赤外線暗視カメラについて
こんにちは、営業部の永石です。
今回は暗闇の中でも鮮明な映像を撮影できる暗視撮影可能な赤外線LED防犯カメラのお話しを
させていただきます。
カメラには人間の目には見えない赤外線を照射するLEDが付いているタイプがあり、この赤外線を
照射することで夜間の撮影を可能にすることができます。明るい時間帯ではカラー撮影を行い、
カメラ周囲が暗くなるとカメラの照度センサーが反応し赤外線照射を行い暗視撮影が始まり
映像としては暗視撮影開始に伴い、カラーから白黒の撮影となります。
カメラ選択時に確認していただきたいことは機種によって照射距離が5m前後だったり30m前後だったりと
赤外線照射距離が異なります。
赤外線暗視撮影では映像の一部が白飛びすることがあります。これは赤外線が物に反射し反射が
強すぎることで発生します。 白飛びの可能性としてはレンズの汚れ、レンズ周辺の蜘蛛の巣など
ありますが、カメラを設置した壁だったりもします。
戸建ての敷地内の狭い通路撮影時など、設置場所によっては隣りの家の敷地が映像の大半を占める
場合があり、隣りの敷地あまり撮影したくないということでカメラを設置した壁ばかり
映りこんでしまっている場合があり、この壁への赤外線反射により白飛びします。
また、カメラの近くのもの(木の枝葉、車の屋根など)に強く反射し、赤外線照射距離がのびないことも
あります。
対策としましてはカメラの向きを調整する、なるべく反射物がないように撮影する、キレイな布でレンズを
定期的に拭き取るなど対策してください。
しかしながら赤外線LEDにも寿命があります。以前より夜間の撮影が暗くなっている場合など赤外線LED
の 劣化によるものが考えられます。
せっかくの防犯カメラの暗視撮影を活用できなくなりますので、赤外線LEDユニットの交換または
カメラ本体の交換など早めの対応をお願い致します。
防犯カメラの導入をご検討されている方、カメラの仕様などのお問合せなど、お気軽にご相談くださいませ。
2024-10-11 12:06
店長日記
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